小学生からフェロモンを感じた日

 1976年23歳の時、某マンガ・プロダクションに勤めていました。 そのプロダクションが新築され引っ越したのですが、そのプロダクションの南前向居に某テレビ局の超人気の子供むけお笑い番組の某プロデューサーの新築されたばかりの住居があり、当時はバブル期でテレビプロデューサーとなると金回りがいいらしく、その家には外付けの掃除機が備え付けてあり、各部屋には掃除機を取り付ける通気孔があり、そこに掃除機のホースを差し込んて掃除をするのだと、通いの家政婦さんから聞いた事があると、プロダクションのやはり通いの家政婦さんから聞きました。

 そこの家には、小学低学年の一人息子がおり、母親と交代で、時々飼い犬「チャム」を連れて散歩しているのを見かけました。 そして、週に何度か犬の調教師がやって来て、近くの広場でそのチャムに芸を教えていました。 私は、たまたまその様子を見ていて…犬に差し出した棒を飛び越えさせる方法を知りました。 (他の犬で試して成功しました) 東京のお金持ちのやる事は違うな…田舎出身の私には、東京で初めて見聞きする事が多く感心ばかりしていました。

 そして、しばらくしてその南前向居の母親を見かけなくなったな…と思っていたら、プロダクションの家政婦さんから離婚したらしいと言う噂がある事を耳にしました。


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 そして、しばらくしてプロダクションの東向居の新築された住居に、某大学教授の一家が引越して来られた。 その某教授の家には高校生位の末娘がいて、プロダクションの二階仮眠室の東窓を開けると塀を超えて4~5m真向いが…偶然その娘の部屋で、たまたま窓を開けた時に目が合い、挨拶を交わす様になりました。 そして、暫くすると、なぜかその娘が南前向居のチャムを連れて散歩している時があり、私は時々広場でチャムと戯れながらその娘と会話する様になりました。

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 1978年7月14日、プロダクションが休みの日に私がプロダクションの芝庭で一人くつろいでいると、その娘がチャムに引きずられる様に入口の階段を上り、勝手に門を開けプロダクションの芝庭に…照れくさそうに入って来た。 白地に赤いストラップのタンクトップに、赤いチェックのミニのキュロット・スカートと言う真夏のいでたちで、初めて見るその娘の露出した肩がとても眩しかった。 そして、その色白できめ細かい素肌を見た時…もしかするとこの娘は中学生位なのかも知れない…そう思いました。

 そして、その娘はマンガ・プロダクションに興味があり、プロダクション内を見たいと言うので、内緒でその娘をプロダクション内に案内した時、今までに経験した事がない衝撃を受けました。


 思えば、先生はじめマネージャー・アシスタント全員男で、時々やって来る編集者も男ばかりで、食事を作りにやって来る家政婦さんはお年を召された方で、新しい事務所に代わってから、今までこのプロダクション室内に若い女性がやって来た事がない。 ましてや女子中高生が入って来るなどありえない事。


 その娘が室内に入って来た時、その娘からとてもいい匂いがしてきて、今まで感じた事のないこの上ない匂いで、陶酔してドキドキしてしまった事をよく覚えています。 これが女性のフェロモンと言うやつかと素直に思いました。


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 プロダクションには、私ともう一人のアシスタント2名以外、6名が仕事中タバコを吸うので、室内の壁や天井・机や書籍類など、至る所がタバコから出るニコチンとタールで黄色く変色しており、ニコチンとタールの臭いで部屋中が臭くなっています。 しかし毎日部屋にこもっていると鼻がバカになって、あまり臭いを感じなくなってしまいます。 一週間こもって作品がアップした後、お風呂に入り頭を洗うと、洗い湯がニコチンのヤニで黄色くなって流れ落ちます。 当然着たままの衣類もニコチン臭くなてしまいます。 タバコを吸った事のない私は、それでますますタバコが嫌いになりました。

 そんなタバコ臭い室内だった事と、私にまだ彼女もなく多感な時期であった事が合間って、フェロモンを感じられたのだと思う。 後輩のアシスタントのM君などは、一週間室内にこもった夜勤明けに、外に出た時、行き交う女性がやけに眩しく見え…襲い倒したい衝動にかられると言っていました。 

 しかし、私はその後出会った女性から、フェロモンを感じた事が一度もありません。 無意識に感じているのかもしれませんが、不思議とその後フェロモンに陶酔した事がない。


 しかしその後私は、さらにドキドキして顔を赤らめる羽目になってしまった。 それは……話をしていて、その娘がまだ小学6年生と知った時です。 その小学生にドキドキしてしまった事に、もっとドキドキしてしまいました。

 そう言えば、その娘の家はプロダクションの反対側が玄関なので、通りが違い、その娘のランドセル姿を一度も見かけた事がなかった。


 まだ小学生なので、化粧も香水もオーデコロンも付けない上に、高校生と間違えられるくらい発育の良い子だった事と…そしてなにより、その娘が溌剌とした…とても可愛い子だったので、偶然にも…フェロモンを感じてしまったのだと思います。

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 最近、――その体験話を16歳の高2の娘に話したら…娘は即答で「お父さん、それはきっとシャンプーの匂いだよ」と一括されてしまった。 そう言えば当時「恋コロン・髪にもコロン・ヘアコロンシャンプー」と「恋コロン・髪にもコロン・ヘアコロンリンス」と言う長い名前の、香りのつぶ入りシャンプーとリンスが流行っていた事を思い出しました。 それがそのシャンプーとリンスだったのか判りませんが、小学高学年となればそういった香り付きシャンプーやリンスを使用するのは当たり前かも知れない。 私は長い間、その匂いをフェロモンと思い込んでいただけなのかと…ガッカリです。 男はなんと愚かな単純な動物なんだろうとさえ思えてきた…。


 しかし、それからしばらくして…あの時のあの匂いは、やっぱりシャンプーやコロンの匂いではなかった気がしてきました…。 プロダクションを辞めてから、長髪である私は「恋コロン・髪にもコロン・ヘアコロンシャンプー」を使っていた事を…後から思い出しました。 その時友人から、アルバイト仲間の女の子たちから、私からいい匂いがすると噂になっている…誤解されるから男性がそのシャンプーを使うのは止めた方がいいと注意された事がありました。 だから…あの時あの娘から感じた匂いが、シャンプーやリンスの匂いなら…当然そう気付くと思います。

 私は、この体験が小学生から感じたフェロモンの香りだったと、いつまでも想い込んでいたいですね。

 そして後日、私は高2の娘から「お父さんはロリコンだから その娘からフェロモンを感じられたのかもしれないね」と言われてしまった。


 ああ、もう一度あの時のあのフェロモンを感じて、ドキドキしてみたいものだ…。



















☆☆☆ ≪ガールフレンドの撮り方≫ ☆☆☆

無断転写・無断転載は違法行為です


1978/07/14

「写真 撮らせて?」
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「恥ずかしい」


「顔は撮らないで!」
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「こまったな どうしよう…」


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「後ろからなら いいよ」


会話をしながら 流し撮り(無駄撮り)をし
シャッターチャンスを待つ…
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髪をかき上げる一瞬を
撮らせてもらいました


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「おじゃましました…」


※ 画像は全て縮小され、一部ぼかし加工されています。










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