ガンになってみたい…

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マンガ家⭐コワルスキー

そろそろ 書いておかねばならない…
平成15年(2003) 四十代半ばで若くして亡くなった
マンガ家コワルスキーの事
コワルスキーは カワサキ・プロ時代の彼のあだ名である
ペンネーム・本名は伏せさせてもらいます

カワサキ・プロの後輩であるコワルスキーは
家庭の都合で高校を中退…
鹿児島からカワサキプロにやって来た
「吉田拓郎」のファンであり ギター持参でやって来た
高校生の時「長渕剛」と同じフォークソング部に
在籍していた事があり その当時 長渕剛から
「貧乏臭い」と言われた事があると語っていました
そしてその頃 長渕剛はレコード・デビューしていて
「順子」が大ヒット売れていました…
自分も漫画家で有名になり 長渕剛に会いに行きたいと
当時 彼は語っていた

タイガーマスク004.jpg

彼がカワサキ・プロに来られ時 まだ18か19で
十代の新人にしては かなりの画力で
そして ものすごい吸収力で さらに上達して…
二年余りで カワサキ・プロを辞めて行き そして 数年後には
月刊「少年チャレンジ」から「さすらいの魔術師」で
連載デビュー さらに数年後 月刊「少年ポピー」で
梶原一騎原作「タイガーマスク 二世」を連載
1980.8/22号1981.6~/27号まで連載された後
「タイガーマスク二世」は「増刊少年マガジン」に移行
1981.9/11号~1983.1/6号まで連載され
テレビアニメにもなりました

タイガーマスク005.jpg

確かその「タイガーマスク 二世」を連載中に
突然に鹿児島在住の父親ががんで亡くなり
コワルスキーは 亡くなった鹿児島の親父の葬儀を
〇〇〇で執り行い 東京に帰って来た
鹿児島には 母親と兄貴と二人の妹がおり
その後母親と下の妹を東京に呼び寄せ一緒に暮らし始めました

コワルスキー09.jpg
1974.05.03.
アグネス・チャンさんが
小学館学年誌の取材で
カワサキ・プロ訪問
先生宅玄関前の階段で…
一番左がコワルスキー
なんと アグネスの肩に手を掛けている

彼は カワサキプロに居た時期に先輩アシスタントの折伏により
とあるーーー宗派の一檀家である 宗教団体に入信し
それはそれは 熱心な△△△会員(信者)になり
マンガを描く事を犠牲にしてまでも
活発な宗教活動をしていました

そうした折伏活動の日々
懸命に私を入信させようとしていた親交の折…
「オレは がんになってみたい…
そして 〇〇〇でがんを治してみせる」と語った
そんなこと言っていいの…〇〇〇を過信しすぎだよ
彼の信仰心の深さに恐れ戦いた 
願わくは冗談であってほしいと…
しかし 今でも彼の言葉をハッキリと覚えています

そもそも毎日 朝晩〇〇〇を唱えたら
がんにならないのがベストだろう

そして 「実は✖✖教の教祖は病気を治せると言いながら
自身ががんで亡くなっている」その宗教はインチキであると
そうした 彼が言った言葉を△△△会員の受け売りを…
私は決して忘れる事はできない

コワルスキー02.jpg
1976.10.14.
- 日光旅行 -
左がコワルスキー

それから 十数年が過ぎただろうか…
私は彼の近所から引っ越し
音信不通状態になっていました

確か 平成13年(2001)の暮れ ある日の夜
彼から一本の電話がありました それは突然で…
〃大腸がん〃になったことを告げる電話だった
本当に驚きでありましたが…
私には何となく予期していたような気がした

コワルスキー08.jpg
1977.01.06.
- ロスアンゼルス -
左から2番目がコワルスキー

当時彼は 結婚されて二児の父親になっていました
家を新築したばかりで 月刊誌2本の連載を抱え
さらに1本増やそうとしていた時期だと思います
それはそれは大変な事に…しかし彼は
私に言った言葉を憶えているんだろうか
憶えているから私に電話してきたのだろうか…
しばらく間 聞けないでいました

コワルスキー04.jpg
1977.01.06.
右側がコワルスキー

お見舞いには2度ほど行きました…
一度目は一人娘を連れて
自宅近くの大学病院に入院していると聞き 行ってみたら
退院していて‥びっくり
自宅で療養していました
その時に彼から聞いた話は 凄まじいリアル感があった
がんの手術を受けた後に麻酔が切れ 痛みで目が覚めて
お腹の中を金属棒で引っ搔き回すような もの凄い痛みで
耐えられなくなり…
窓から飛び降りようかと思ったら…
窓に鉄格子がはまっていた事

コワルスキー07.jpg
1977.01.08.
ロスのディズニーランド
一番左がコワルスキー

2度目のお見舞いに行った時は
カワサキ・プロ時代の仲間2名を連れて3人で
その時も自宅療養していて 自宅近くの喫茶店で会いました
その時に聞いた話ですが
手術後 大腸が細くなり便が出なくなり…
肛門を人工弁にする手術をしなくてはならなくなったが
しかし 〇〇〇を唱えたら
便が突然出るようになったという体験談を
大勢の△△△会員の前で語ったと言った

その体験談だけを聞いた△△△会員の中には
がんを克服したと思い込んだ人達もいたと思います
(その後人工弁になりガンで亡くなってしまったのだが…)

そして たまたま彼の知人のもう一人のがん患者が
喫茶店に居合わせていて…
すっかり良くなったと思って喜んでいたら
がんが転移していた…話を聞いて
彼は 半笑いしながら落胆していたようだった

コワルスキー05.jpg
1977.01.08.
左がコワルスキー

それから半年ぐらいして
コワルスキーの所に一緒にお見舞いに行った
カワサキ・プロ時代の友 ベン氏が胃潰瘍で入院してしまい
(あだ名がベートーベンに似ている事から〃ベン〃)
そのお見舞いに 一緒に行かないかと誘われ
コワルスキー運転の車で行くことになりました
もちろん 運転免許証お持ちの奥さんを同伴していましたが
人のお見舞いに行っている場合じゃないだろう
自身の体の方が…

コワルスキー06.jpg
1977.01.10.
- ハワイ -
右側がコワルスキー

その時 彼はすでに人工肛門になっていて
しきりに臭わないかと気にしていました そして
病院の面会時間に遅れないよう行き急いでいて…
行き道を間違えたり 急停止したりと
彼の運転が ちょっと危なかっしく
何か焦っているような…
私は彼に「生き急いでいるよ…」と言ってしまった

コワルスキー01.jpg
1977.01.11.
右がコワルスキー

彼は その後 終末医療に専念して行ったようです
私には遠くから見守る事しかできず 不安な気持ちで…
そして 予期していた事ですが
平成15年(2003)7月に訃報が這入りました
コワルスキー夫妻は 同じ△△△会員同志であり
葬儀を終えたしばらくした後で
奥様からお手紙をいただき
お山(富士山)に二人で登り
凄く感動した体験をしましたと書いてありました

画像
1982.03.27.

何度かのお見舞いの折に 私は彼に
「〇〇〇でがんを治してみせる」と言った事を憶えているか
それとなく…聞きました

彼はそんな時期もあったかな…と 言葉を濁したが
彼の現行病状において
私は詰め寄って
彼に問い糾す事できませんでした

画像
1983.08.16.
上京してきた親戚の方に描いてあげた
タイガーマスク二世の色紙と似顔

彼は 以前 〇〇〇に誤りがあったら
◇◇会長が信じられなくなったら
直に △△△会員を辞めると言っていました
「〇〇〇以上の真理が現れたら それに従いなさい」
それは 〇〇聖人の教えでもあるとも聞いていた…

私が 一番聞きたかったのは
「がんが治らないのに まだ〇〇〇を信じているのか」
…しかし どうしても聞けませんでした
今さら問い糾しても 何の意味もない事
私は どんな事があっても起きても…
彼は 〇〇〇をすてないだろうな… と思っていました


――― ○○○ ――― ○○○ ――― ○○○ ―――


画像
コワルスキーのサイン入り単行本

私が彼のことを語ることは とても勇気のいることであり
__ 結果 何か起きやしないかと言う恐怖心がある

彼の事を語ることにより
彼が入信していた△△△会員から何か糾弾されはしないか…
しかしながら
私が生きている間に 真実を語っておかなければならない
そう言う思いから今回 書かせてもらいました

実は 私の姉も熱心な△△△会員でしたが
57歳で卵巣がんになり 手術しましたが手遅れ状態で
しかも手術が原因(失敗?)で3日後に亡くなりました

父親(70歳)と次男(72歳)の兄貴も
にわか△△△会員でしたが 普通に病気で亡くなりました
母親と長男と三男の兄貴達は無宗教で
△△△会員を嫌っていました
私はそうした家族間の争いを見て育ちまた

姉とコワルスキー氏の勧めにより
△△△会の活動に参加していた時期もあります…

お陰様で 色んな宗教や新興宗教を調べる破目になり
自身の宗教観や考えを身につける事ができました

無宗教の母親は 4年前に96歳で大往生を遂げました
同じく無宗教の79歳の長男と70歳の三男は
今も普通に健在です

信仰心の深さや熱心さと 人生状況や健康状態に
何ら因果関係はありません!!
これだけは言えます


――― ○○○ ――― 追記 (1)――― ○○○ ―――


宗教団体で開催される
セミナーでの信者の体験談は
通販の利用者の体験談と同じである
あくまで個人の感想であり
宗教の真理を保証するものではない‼

信仰によって病気が治るとか…
信仰によって功徳があるとか…
どんなに多くの方が語っても
その因果関係は 証明された事になりません
あくまでも個人の感想に過ぎない

人は誰でも 最終的に何らかの病気になり
亡くなるか… 事故死する
それから 誰も免れる事はできない

しかし 人によってその時期は個人差がある
その人生の途中…
死ぬまで間に何が起きようとも

不思議はない 全て自然な出来事です


ガンや難病が奇跡的に治っても
その人はその後 必ず
何らかの病気にかかり亡くなるか
事故死する

それは
誰にも変えられない真実です



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