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大都海

大都海 群馬には海がない わたし どこまでも泳いで行く 大都海に魅せられて 君は旅立った… 水田の稲 勢いよく 五月の空に鯉のぼり もう弱気の手紙を書くなんて 人と人との浪しぶき 潮の辛さを 知らなかった訳じゃないだろう 見果てない深海 海霧の中を 一人で泳ぎぬくのだ あの水平線行くつくま…
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おっ母

おっ母川崎のぼる先生作「おっ母」を読んで1975年作 おっ母の着物は ボロボロやおっ母の髪の毛は バラバラや 炎天下 ゴシゴシ洗濯している額から玉のような汗を出しておっ母は まるでガマガエルじゃあ おっ母が怒るとおっかねえでっけえ口を開けてが鳴りかさかさした平手がとんでくる逃げ出せば 棒を持って追いかけてくる だけど 夕方に…
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ビッグ・ストーン

ビッグ・ストーン「荒野の少年イサム」より作:1975年 燃えろ燃えろ 真っ赤な夕陽生きるんだ! 誰よりも強く追いかけろ! 荒野の果てまで 許せないあいつらを斃すんだ信じられるのは リボルバーザッ アウトロー ビッグ・ストーン 暑い暑い 乾いた砂漠生きるんだ! 誰よりも強く走るんだ! 何も考えず 誰が泣き叫んでいようとも 遠ざ…
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END… SUN

END… SUN by ひわくれ しの 雑誌のふろく 黄色いビキニのピンナップ 「彼女のサイパン」 END… SUN あなたの黄色いビキニ 部屋の壁に貼りました それから毎日 END… SUN あなたのスタイルに 元気をもらっていたのに… 気づいたら あなたは すでにいなかった いない事知らな…
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天国ゆき

天国ゆき by ひわくれ しの わたし ビルの屋上から  白いフーセン放しました フーセンは早朝の空に 舞い上がり やがて 青空に吸い込まれるように消えてゆく… ゆきちゃん… どうしたの 何があったの その日の昼 FM放送のパーソナリティが 番組の冒頭で 声を詰まらせながら あなたに語りか…
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天国~の手紙

天国~の手紙ひわくれ しの 誰もが願っている 死んだら天国に行きたい みんなが夢見る楽園 あこがれの理想郷 GO ! GO ! Heaven GO ! GO ! Heavenと 歌っているけど… あなたが思っているほど 天国は素敵な所ではありません あなたが天国に来ても 何もやる事がありません 誰もあなた…
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オウム返し…

オウム返し… オウムはものまねがうまい 人の言葉をまねる ものまねがうまい 誰かの言うとおりに言い返す 誰かの言うとおりに言い返す 赤羽のオウムでも 白羽のオウムでも 青や黄色のオウムでも アイツの言うとおりに言い返す アイツの言うとおりに言い返す オウムは自分の言葉を持っている訳ではない オ…
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センチメンタル ☆ クリスマス

センチメンタル☆ クリスマス ポケットに両手をかくしても淋しい素顔はかくせないひとり歩く街角にジングル☆ベルが鳴りひびく それは 勇気を出しての初めての告白だった… すっかり舞い上がってるボクに「焦らないで… だいじょうぶ」「どこにでもいる 普通の女の子ですから」…とあなたがほほ笑む センチ センチ花雪が 静かに舞い降り…
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少女像時代

少女像時代 対馬の寺から盗まれた仏像が 異国で見たもの… 元慰安婦たちに 会った事も話した事もない女学生たちが 校内に小さな少女像を作り続ける その数は 昭和の二宮金治郎の石像よりも多いか 望むと 望まざるとに関わらず ついに少女像時代がやってきた… 元慰安婦たちが 望むなら 少女像を撤去する…
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サクラ恋想(れんそう)

 サクラ恋想 サクラの花誘って はしゃぎ回る 春の嵐 気まぐれに ちょっぴり淋しい落ち桜 ひとり想い描くよ 地べたに花びら並べ  笑顔ひとつ あなたは この春 何色の紅 引くのかな… 満月に照らされて 桜の紅葉(は)は 白く まるで夜桜のように映える ちょっぴりセンチなのは 誰のせい…
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紙風船

  紙風船 ひとつ ふたつ みっつ 母に抱かれて目をとじる ふわり ふぁ ふぁ とても気持ち良く いい気になって眠ります いつつ むっつ ななつ やっつ八重子になった秋に ふわり ふぁ ふぁ 見知らぬ都へ 風におびえ参ります 赤や 青 黄色 綺麗なべべ ごきげんで ふわり ふぁ ふぁ 意味さえ知…
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夏まつり

 夏まつり あんちゃんお元気ですか ぼくもお元気です きのう 初めて子どもおみこしかつぎました じいちゃんはよこ笛ふきました 父ちゃんは大だいこたたきました 汗でびしょびしょで 赤おにみたいで おっかなかったです 夜になって きれいなゆかた着たお姉さんたちが たくさんおどっていました うらんちのとも子…
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鳥が空を飛ぶように

鳥が空を飛ぶように 鳥が空を飛ぶように ボクの背中に白い羽が生えてさ 青空高く 飛びたいな 人は昔 夢のように 今では誰も 座席に背を持たれて 空を飛ぶ事できるけど 羽がない 羽がない ボクの背中に 白い羽がない 人は時代(とき)の勇者で ライト兄弟は ねじれ翼を駆使して 車輪も付けず 命…
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競 育 (きょういく)

競 育  浮かんでは消える巡る想いに 姿を変え 流れ行く白い浮雲 窓から空を見ていたんだ ただ 何となく… そんな時 先生の言う事はいつも同じ 「授業中です よそ見してはいけません」 何が良くて 何が悪いのか… ボクたちは同い年 同じ机で 同じ本を開き 同じ話を聞く 何が良くて 何が悪いの…
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絵日記

絵 日 記 真新しい水着の青さに 白い素足が映えて まぶしいよ もう 可愛いネ…なんて言えない ああ あの日の夏は 絵日記 白い帽子とお下げ 風にゆれる 女の子 自転車に乗ってやってくる 小花プリントの浮輪かごに入れて 女の子 隣の街から 坂道のぼって やってくる ああ 海は蜃気楼う 打ち寄せる浪に 引…
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孤島の叫び

 孤島の叫び 足を忍ばせ 一段一段ゆっくりと 船着き場の階段を登る この島の天辺に 今ではヘリポート 大統領までやって来た 若いころ爺さんは 突然 漁船を銃撃され 拿捕された まだ 自衛隊も存在しない連合軍占領下に… 韓国警備隊は 多くの漁民を拉致監禁 島を不法占拠… 拷問・虐殺された仲間もいた 帰…
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渡 海

渡 海 群馬には海がないわたし どこまでも泳いで行く日本列島の真ん中から見晴るかす海原へ ダイビング 水田の稲 勢い良く五月の空に舞う鯉のぼりもう 弱気のメールなんて… 広瀬川 スクランブル交差点人と人との浪しぶき気づかぬ間の離岸流 沖に引き戻されぬようあの湾岸行き着くまで 群馬には海がないわたし どこまでも…
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